ニーバーの祈り
神よ
変えることのできるものについて、
それを変えるだけの勇気をわれらに与えたまえ。
変えることのできないものについては、
それを受けいれるだけの冷静さを与えたまえ。
そして、変えることのできるものと、変えることのできないものとを、
識別する知恵を与えたまえ。
アメリカの神学者ラインホルド・ニーバー(1892–1971年)の祈り。当初、無題だったこの祈りの言葉が、後に”ニーバーの祈り″と呼ばれるように。serenityの日本語の訳語から「平静の祈り」、「静穏の祈り」とも呼ばれています。
この祈りは、アルコール依存症克服のための組織「アルコホーリクス・アノニマス」や、薬物依存症や神経症の克服を支援するプログラム12ステップのプログラムによって採用され、広く知られるようになっています。
「神はわれらの避け所、また力、苦しむとき、そこにある助け」。詩篇46篇1節(聖書)