感謝で喜ぶ子どもたち
昨年の夏、テレビで「幸福」という番組を見ていると、生徒たちに、一日感謝した3つのことを探して感謝日記を書かせていた。子どもたちは最初、何を書けばよいのか困っていたが、
「授業中に居眠りする私をいつも起こしてくれるジェオに感謝します」
「水が飲みたいとき、いつもコップを貸してくれるジンゴンに感謝します」
「毎朝6時に起きて、お姉さんと私の朝食を準備してくれるお父さんに感謝します」
など、だんだん感謝を探しながら肯定的に変わっていった。
最近は、子どもでさえ互いの良いところを見るより、短所をからかって笑いを得ようとする傾向がある。そのため傷を受けたり、学校生活がつらくなったりしやすいのだが、感謝日記を書くようになってからは、互いに非難するより、ほめて感謝することが多くなっていった。
子どもたちは、友だちの長所を発見して、だんだん喜んでいった。友だちがどれほど素敵な子なのか、互いがどれほど大切な存在なのかを感じられるようになったためである。
教師チェ・スジョンの感謝日記教育
「すべてのことについて感謝しなさい」(聖書・第1テサロニケ5章18節)